くりっく365 比較ナビではFXの税金が全くわからないあなたにも基礎からわかりやすく解説。5分でわかる税金の用語解説から、FXの、くりっく365の確定申告の基礎知識、実践までを詳細に解説！

2008年から業界通の間ではウワサされていた「大証FX」（だいしょうえふえっくす）ですが、ようやく2009年7月にスタートしました。

当くりっく365比較ナビでも、くりっく365の対抗馬として発表されたこの新方式を試さないわけには参りません。すぐに私くりっく神自身も試してみました。

◎上下16枚の気配値が見られる！
→「気配値」とはどの価格でどれくらいの人が入札しているかを表すものです。
これがあることで今後の値動きが上下どちらに動きやすいかの目安になり、場の雰囲気を読みやすくなります。
くりっく365は上下2枚のみなのでこの仕組みは本当にすごいです！

○マーケットメイカー（くりっく365方式）＋オークション（一般のFX方式）の融合！
→マーケットメイカーとは、指定金融機関が市場動向に合わせて価格を提示していく相場で、クリーンな取引ができる反面、個人間の駆け引きがないのでプロにはつまらない面があります。
オークションはその名の通り個人間での売買なので駆け引きが面白い反面、資金力豊富な「誰か」に相場が操作されてしまう可能性があります。
大証FXは両方式の融合型なのでバランスが良いと言えます。

△レバレッジが最大30倍と低い（くりっく365は100倍、一般FXは数百倍）
→すでにくりっく365で経験豊富で、かつ30倍以下でしか取引しないということであれば特にデメリットにはなりません。
ですが、まだ投資手法が完成していない初心者の段階ではくりっく365の方が柔軟に可能性を試せます。

×9通貨ペアのみと取扱通貨が少ない（くりっく365は23通貨ペア）
→一般的な通貨の取引であれば問題ありませんが、高金利通貨でのスワップ取りなどをしているトレーダーには対応できない通貨もあります。

大証FX取扱通貨

米ドル/円	ユーロ/円	英ポンド/円	オーストラリアドル/円	ニュージーランドドル/円
スイスフラン/円	カナダドル／円	ユーロ/米ドル	英ポンド/米ドル

	大証ＦＸ	くりっく365	ＦＸ (非取引所取)
取引所	大阪証券取引所	東京証券取引所	なし
証拠金保護	大阪証券取引所	東京証券取引所	企業によって異なる
約定のしくみ	マーケットメイカー＋ オークション方式(融合型)	マーケットメイカー	企業によって異なる
取引通貨ペア数	9通貨ペア	23通貨ペア	企業によって異なる（～100通貨ペア以上）
税制	申告分離課税・税率は一律20%・損失の3年間繰越控除		総合課税～50%

くりっく365の対抗馬として出てきた大証FX。
くりっく神としての評価は・・・「投資経験が一定あるなら可能性アリ！」「でもこれからFXをはじめるならくりっく365。」です。

投資経験がそこそこ以上ある方にとってはもしかしたら使えるかも、というのは板情報（気配値）の豊富さです。

この気配値が他と比べて深いところまで見えることによって、場合によっては「この価格は底堅いから買える」「○○円以降は窓が開いている（買い手が少なくスーッと落ちていく）」などの情報格差が発生する可能性があるからです。（通常、仕組みとして上記例になることはあまり考えられません。ですがその「あり得ない」出来事がシステム間の格差によって度々起こっていることは投資家諸兄ご存知の通りです。）

そのため判断としては、「くりっく365での投資歴のない方はまずはくりっく365」にしましょう。

もしすでにFX（くりっく365）投資経験が少しでもある方であれば、このシステム差で利益をあげる「何か」を見つけることができるかも知れません。すでにFX投資経験があるなら、大証FXでも口座開設しておくことをお薦めします。